案ずるより…
この土日は遠出をしてきた。遠出をするにあたっては、天気がかなり荒れるとの予報で、どうなるのか心配をしていたが、幸い、天気によるトラブルには遭わなかった。
行き先は日本海側の地域で、大雪が予想されていたが、確かに雪は降ったものの、それによって公共交通機関が足止めを食らったり、道を歩こうにも歩けないといったことにも見舞われず、いたって順調に旅をすることができた。
(雪が降り積もっても、除雪をされる方々のおかげだと思います。住んでいる人にとっては除雪をするのは当たり前かもしれませんが、旅行者として感謝の思いとともに除雪する様子を見てました。)
出発前に「本当に行くのか?」と妻と意見を交わしていたのが一体なんだったんだろうと思うほどだ。
結果としては、決行することを主張した妻の判断は正しかった。僕としては妻の決行論は楽観的に思えたが、むしろ僕の中止論の方が消極的を通り越して悲観的だったと言えよう。
旅が事前に立てていた行程表通りに順調に進んでいくにつれ、つくづく妻の思い切りの良さに感服していった。
何かをするにつけ、リスクはつきものだが、妻はリスクを容認(生じうるリスクと、いざ、そのリスクが顕在化した時にはそれに対応)する覚悟があったのに対し、僕はリスクを容認できなかった(生じうるリスクを考えた際に、そこで打ち切ってしまう考えをしてしまった)。
僕が間違っていたわけではない(正しいかどうかという考え方にも馴染まないかもしれない)が、なんて言えばいいんだろう…チャンスロス的な考え方というか、新たな可能性を潰しがちな考え方とでも言うか、勿体ない生き方をするタイプなのかもしれない。
積極性は大事にしたいと思っているんだけど、その思いと実際の思考にギャップがある。そこは今後なんとか修正していかないといけないね。
おや、駅だ。降りるか。
今回はここまで。