見当違いな深読み?
今朝は家の辺り一帯は霧に包まれていた。地形的に霧に包まれやすいとは聞いていたけど、思っていた以上の濃い霧に包まれてて驚いた。
さて、毎週月〜金の夜10時は、妻と共にBSフジの「クイズ脳ベルSHOW」を見ています。多彩な回答者が登場する。
その組み合わせというか、何を思ってそのキャスティングになったんだと思えるほど不思議な組み合わせで、それが面白いのですが、
昨日、一昨日と回答者にtake2の深沢さんが出てて、欽ちゃん(萩本欽一さん)の教えにまつわるエピソードを話したのだが、欽ちゃんが、
「お茶汲みは大事だよ。お茶汲みはを通して間とかを勉強するんだ」と言ってたのに、しばらくしたら、「お茶汲みなんか何の役にも立たない」と言った、
とか、
「映画なんて見るもんじゃない。見ちゃうと、その映画に出てる人の芝居を真似ようとしちゃうから」と言ってたのに、何年か経って、映画を見てないと言ったら、「僕の若い頃は365日映画を見て勉強してたんだ。何やってんの」みたいなことを言われたとか…。
面白エピソードとして話をしてくれて、それはそれで「欽ちゃん酷いな」と笑わせてもらったのだが、番組終わってから、ふとこのエピソードを違う見方もできるかもね、と思った。
それぞれ前言と後言の内容が真反対だが、前言と後言の間にある程度の時間経過がある。深沢さんの話から、年単位での時間の経過があるように思われたが、だとすれば、ある程度は合点のいく話でもある。
いつもまでも前言の内容をやっているんじゃない、次のステップ(後言の内容)に進んで精進しろ、という風に言っているようにも捉えられる。
個人的には、前言がなかったかのように振る舞う面白くも酷い欽ちゃんであってほしいけど(笑)、しれっと教えを施してくれているような気が感じられてならない。そんな風に思えた。
しまった、もう駅だ。
今回はここまで。