通勤電車内で書くブログ

朝夕の通勤電車内の限られた時間内で書くブログです。

かつての担任の先生

昨夜見た夢。夢を見ることなんて、5年に1回くらいしかない(たぶん、睡眠の際に夢は見ているんだろうけど、それが目を覚まして記憶に残っているということがほとんどない、というのが正確なんだろうけど)。

 

なので、目が覚めてから、久々の夢を見たことに自分自身、驚いた。

 

夢で見たのは、中学3年の時の担任の先生に電車で遭遇するというものだった。

 

電車に乗って、たぶんロングシートの車両にでも乗っていたのか、クロスシートの補助席に座っていたのか、そこは定かでないが、自分が座っている真ん前に背の低い感じのおっちゃんがきたかと思ったら、いきなり両方のつま先を踏まれた。

 

「おい、(つま先を)踏んるぞ、こら!」

と言いながら、立ち上がって、両腕でおっちゃんの両腕を掴みかかり、そのおっちゃんの顔を見たところ、かつての担任の先生だった。

「おぉ、すまんの」と軽い返事をしながら、先生も俺の顔を見た。一呼吸をおいて気が付いたのか「おぉ、おめえ、こんな所でなんしょんじゃ!クラス会にも来んかったくせに!」と言われた。

 

「クラス会なんかあったなんて知りませんよ(実際にそんなものがあったとは聞いていない。少なくとも呼んでもらったことはない(笑))。」

などと話をしていたら、目を覚ました。

 

なんでこんな夢を見たのか、思い当たるフシはある。

 

ちょうど1週間くらい前の帰宅時の電車の中で、その先生によく似た人を見かけたことがあった。中学を出てから四半世紀が過ぎ、当然ながら年齢を重ねていたが、当時の面影っぽいものはあった(その人が私のいう先生であれば、だが)。

 

ちょうど今年の春、定年を迎え、今はおそらく非常勤であろうが、まだ中学校の先生をやっているという情報を何かの拍子に見聞きした気がするが、そんな先生が、同じ時間帯の電車に乗っているとは考えにくく、それゆえに、「あの人だと思うんだけど、確信を持てない」ということで、声をかけずにそのまま電車を降りた。

 

それに、声をかけて、その人が先生だったとして、思い出される気がしなかった。記憶にあったとしても、特別何かリアクションがあるとも思えなかった。それゆえに、声をかけなかったというのもある。

 

そんなことがあったがゆえに見た夢なのか、それはやっぱり分からないが、まぁ、それでいい。夢に意味だのなんだのを求める気はない。ただ、珍しかった。

 

おや、もう駅か。今日も冷えるな。さっさと歩こう。

 

今回はここまで。