通勤電車内で書くブログ

朝夕の通勤電車内の限られた時間内で書くブログです。

人にもう少し関心を持つようにする

職場では毎朝朝礼がある。一昨日は偶々、朝礼の進行役をやることになった。朝礼では、報告のある人がいれば、報告をしてもらうのだが、報告者を指す際に、勤務を始めて半年くらいの人の名前が全然出てこなかった。1日に1回は何らかの形で言葉は交わしているはずなのに、である。(名前出てこず、かなり焦ったが、その人の方を向いて「どうぞ」と言ったら応じてくれたので事なきを得た。)

 

昔から、あんまり人に興味はない方だが、ここ数年は、その傾向が顕著になったというか…。今回は人数の少ない職場だというのに、思い出せなかった。

普段でも、ポジティブなイメージでよほど強烈な人でもないと、人を明確に覚えることは、なかなかない。

 

いや、ひょっとしてこれは加齢によるものなのか…そんなイヤな考えが頭をよぎる。そういや、ボケるのも興味を失うことから始まるという話を聞いたことあるしな…。

 

そんなことがあって、ちょっと凹んだ気分で一昨日を過ごしたのだが、職場からの帰りの道すがら、高校の同級生から1本のLINEが入る(基本的にLINEはやってないが、この同級生達との、年に数度のやり取りのためだけにアプリを入れるだけ入れている)。

 

「ボケ防止の本出版に向けて頑張ってるね。印税が入ったら飲みに行きましょう」

 

…ボケ防止のために書き始めたつもりはあるが、ボケ防止の本の出版の意図は全くないぞ。ボケ防止のための本なら、これで十分やろ。

 

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一応「そういう日が来ると嬉しいが…」と返事はしておいた。内容はともあれ、思わぬタイミングでのメッセージは嬉しかった。

 

ここでふと思う。ここんところずっと顔を合わせている人の名前が出てこないことがあるのに、ずっと会えていないヤツのことを、スッと思い出せるのは何故か?と。

 

何と表現するのが一番しっくりくるかは分からないが、強いて言えば、その人と接して何かしらの感情が働く、気持ちが生じることがあるかどうかの違い、といったところだろうか。

 

興味が湧かない≒感情が動かない→記憶に残らない⇨ボケる

興味が湧く≒感情が動く→記憶に残る⇨ボケにくくなる(ボケないとは限らない)

 

こんな感じになるだろうか。

 

まぁ、変に興味を示すのも気持ち悪いが、示さなさすぎるとボケる第一歩とも言えるかと思うので、もう少しだけ、人に対して興味を示すというか、感情を働かせて接していけるようにしていきたいと思います。