通勤電車内で書くブログ

朝夕の通勤電車内の限られた時間内で書くブログです。

感情の持つ力

帰りの電車。コロナ第5波のピークの頃と打って変わって混雑している。

 

電車と言えば、昨日か一昨日だったか、京王線の車内でナイフやライターで人を無差別に襲ったヤツがいたそうだが、動機が死刑になりたかったとかどうとか言っているらしいが…。

 

単に死にたいのなら、自分一人で勝手に死んだら済むだけのことのはず。

 

でも、ヤツらは自分が味わった負の感情(屈辱、寂しさ、苦しさ、憂さなど)を晴らしたり、訴えるべく無差別に取り返しのつかないことをやるだけやった上で、死刑という国によって認められた方法で他人に手を下されて死のうと考え、実行しているように見受けられます。あくまでも、個人的な印象ですが。

 

どっちにしたって、もうダメなんだったらやっちまえ、ということなんでしょうか。その気持ち自体は分からなくはないです。

 

ただ、そう思った後に、どういう行動をとるか、凶行に走れば理解も共感も得られることは難しいだろうし、傍目から見れば荒唐無稽なことでも一生懸命にやってモノになれば、理解や共感、場合によっては、尊敬や賞賛を集めることも起こるかもしれません。

 

でも、いざ、自分が同じ立場になったらどうなんだろう、開き直って、一生懸命に頑張れるだろうか…?そんな思いもあります。

 

自分自身、過去に負の感情を自分の中で押し留めたり、消化するのに、何十年もの月日を費やしましたし、いまだに残っていたりします。結果的に、凶行に走らなかっただけなんじゃないかな、とも思えるのです。

 

感情って、何よりも強力な力の源だと思います。それゆえに上手くコントロール出来ないと、とんでもないことにもなるし、上手く扱えば、人生を切り拓く要素にもなる、そんな気がします。

 

おや、もうすぐ電車を降りる時間か。今日の夕方は、慣れないことをネタにを書こうとしたから、いつも以上に変な、ヤキの回った文章になってしまった。恥ずかしい限り。

 

今回はここまで。