マラソンの感覚
日曜日は金沢マラソンで、昨日は休みをとって午前中は能登の方に行って(ただし、滞在時間は20分程度)、午後は丸々移動時間となって1日が終わった。
そして、夜が明けて今日、久々の出勤。いや、別に久々というほどでもない。3連休明けに過ぎないのだが、感覚的に久しぶりという感じで、少しボーッとしている。マラソンの疲労が残っていることもあるんだろうけど。
ボーッとしているけど、なんとなくスッキリもしている。疲労感はあるけど、頭の中はクリアな感じがする、といったところか。
頭の中がスッキリして気分が良い時は、目にする景色・光景が良いように感じられるんだけど、今日はそんなこともない。景色はなんの変哲もない見慣れたものだし、電車に乗っている人も気怠そうに見えて、いつも通り。単に気分が良いだけというわけでもなさそうだ。
金沢マラソンで、事前の準備不足ゆえにボロボロになって帰ってきたけど、これだけスッキリ出来たのは思わぬ副産物だった。いや、マラソンを始めた頃には、時々感じていた感覚だったのに、少し慣れた頃には忘れてしまっていた。
タイムの向上とともに、レース後にこの感覚をいつも味わえるように、常に高みを目指していかないといけない、そう思える心地よさです。
あと、忘れていたと言えば、大会に出る時の感覚はかなり鈍っていた。持っていく荷物でも細かい不備が幾つもあったし、レースそのものも感覚が鈍っていた。
特に、レースの方の感覚(試合勘と言ったところだろうか)が鈍っていたのは、おそらく僕だけではなかったはずだ。
スタート地点において、コロナ対策のため、間隔を空けていたとはいえ、スタートの合図とともに、みんな一斉に勢いよく走り出していた。
僕は最初はスローで入る方なのに、それでもかなり早いペースになっていたし、そんな僕を周りのみんなは、そのペースで走り切れたらサブ3だよなぁというくらいのスピードでドンドン抜いていく。
僕自身もハーフを過ぎて失速したわけだけど、そんな失速したビクでも、途中で脚が攣って止まっている人を抜いていく。中には「こんなことになったのは初めてだ」と言ってた人がいたが、たぶん、その人も試合勘が鈍ってたのに気付いてなかったんだろうね。
おっと、電車を降りる時間だ。今回はここまで。