通勤電車内で書くブログ

朝夕の通勤電車内の限られた時間内で書くブログです。

平屋を建てる

大坂城を建てたのは誰?-豊臣秀吉

では、江戸城は?-徳川家康

ブー。正解は大工さんでした。

 

…なんてくだらないことを幼い頃は言ったり言われたりしたことがあるとは思うのですが(今の子どもにそんなこと言ったら、たぶんドン引きだとは思いますが)、それと同じ要領で?、私も現在、平屋を建てています。もちろん、実際は大工さん(ハウスメーカー)が建ててくれています。

 

現在、職場からチャリで10分のところで賃貸マンション暮らし。通勤には時間がかからないし、買い物などにも不自由はしておらず、便利なところではあるには違いないが、海に近い田舎町(県内第二の市)で生まれ育った俺にしてみれば、現在住んでいる県庁所在地のこの地は騒々しく感じる。

 

昨年からのコロナ禍の影響で、マラソン大会が軒並み中止。大会もなく、外出自粛だの緊急事態宣言だの言われて、ランニングするのもいささか憚られるかのような雰囲気のがあり、若干、心にポッカリと穴が開いたかのような時期がありました。

 

そんな折、新聞の折り込み広告だったと思うのですが、平屋のモデルルームの見学会のチラシがあり、それを見た私と妻は、その見学会に行くことにしました。

 

それまでにも妻とは結婚してから何度か住まいについて話をしたことがありました。共通の認識として、ペットが飼いたい、プランターでもいいので家庭菜園をしたい、掃除が大変だからコンパクトな家がいい…これくらいのことを持っていたと思います。

 

戸建てかマンションかについても、どちらでもいいという共通認識だったと思いますが、その後、小さくてもいいので庭が欲しい、木を感じられる家がいいと言うことで、戸建てにする、しかもコンパクトな平屋にする、ということで考えが進んでいったような気がします。

 

そんな我々夫婦は最初に行った平屋の見学会で木の香りの良さですっかり気分が良くなって、住宅の見学会にハマってしまいました。

その後も、いろんなハウスメーカー工務店などの資料を取り寄せたり、モデルハウス、住宅展示場に行ったりして、その度に「今日行ったメーカーに頼もうか」なんて夫婦そろって舞い上がっては、「いやいや待て待て、もうちょっとほかのメーカーを見てからでもいいんじゃない?」と冷静さを取り戻そうとしつつも、興奮がなかなか冷めず、という感じで見学会巡りを繰り返したりしていました。

 

最終的に、今建ててもらってるメーカーと契約するまでに約4か月くらい?過ぎ、家を建てる場所も、県庁所在地から離れ、県内第二の市に移り住む(一応、自分が生まれ育った市に戻る)ことになりました。

 

今よりはいろいろ不便になりそうな気もする(特に通勤は電車を利用するなどして1時間くらいかかるようになるだろう)けど、それでも、現時点において考えられる将来、老後を見据えた上での自分たちなりのベストな選択が出来たのではないかと思っています(考えが浅い可能性は十分にあるけど)。

 

家の引き渡しが5月の大型連休の前後くらいになるように言われていたと思いますので、今年の5月は忙しくなりそうですが、落ち着いたら(あるいは記事のネタに困ったら?)、家づくりであった出来事等も思い出しながら書いていようと思います。