公衆電話を使う
今週もようやく終わりました。週の最後に思わぬ事態に陥り、参りました。
この記事は自宅にて書いています。通常通勤電車内で書くのですが、今回の記事は自宅より。
帰宅時にスマホのバッテリーが見事尽きてしまいまして、ブログを書くどころか、ただでさえ帰宅が遅くなっているのにもかかわらず、妻への連絡もままならい状態に陥っていました。
今日は仕事で珍しく遅くなってしまいました。来週、集中して作業する時間を確保すべく、今週中に仕上げよう、と思って作業をやっていたら遅くなってしまい、家で待たせている妻に連絡をしようとしたところ、スマホのバッテリー残量がまさかの1%。
なにゆえ!?と思ったものの、なにゆえもへったくれもない、とにかく連絡しなきゃ。でも1%で何ができる?そうだ、電話番号を書き出して、公衆電話で連絡しよう!
そう思って、スマホの連絡先を開いた瞬間、バッテリーが0に…。
しまった!なんてこったい…と、途方に暮れる。仕方がないとはいえ、こりゃ、いよいよ怒らせるな…。
と思っていたところ、懐に入れているメモ帳に、自宅の電話番号を何かの都合でメモしたことがあったんじゃないかと思いつく。慌てて、メモ帳を見てみると、なんと!奇跡的に自宅の電話番号らしい番号を見つけた。
自宅の電話番号くらい覚えとけよ…と、人からは言われてしまうと思いますが、昨年5月に現住所に引っ越し、新たに電話番号を手に入れたわけなのですが、今のご時世、スマホのリダイヤル機能なり、連絡先メモなりで、いちいち覚えているわけがない…。
スマホに慣れすぎてしまったが故、自宅といえ電話番号を覚えてなんかないわけです。
そして、そのメモを手に、駅の公衆電話に…。
令和の時代になって、まさか公衆電話を使おうとは…。しかも、公衆電話を使うのに、この20数年で使うことがなかったテレホンカードを使って、自宅に電話をしたのであります。
私が使った公衆電話が、新幹線乗り換え口そばにある、ベンチをいくつか並べた待合スペースのようなところのそばにあったため、結構人が多くって…。
そんな人が多いところのそばにある公衆電話でこの令和の世で、緑の公衆電話にテレホンカードを入れて電話をするとは、恥ずかしいったらありゃしない。
自宅と思しき番号をダイヤルする。呼び出し音が鳴る。なかなか出てこないなぁ…と思っていたら、誰かが出る。女性の声というのは分かったが、なんだか聞き取りづらい。
妻の名前を呼ぶ。すると、女性からは「どちらさまですか?」とまさかの返事(笑)
やっべぇ!自宅じゃないところに電話をした!と思い、焦りながらも、あらためて女性に向かって、自分の名を告げたところ「あぁ、なんだ、誰かと思った!」との返事。
ほっ…よかった、あのメモしてた番号、やっぱり自宅だったんだ…と一安心してから、妻にはスマホのバッテリーが尽きたため、急遽公衆電話で自宅に電話したと説明し、その時間からの電車の時刻を聞いた。時間次第では妻に迎えを頼むつもりだったからだ。
どうも上手いこと乗り換えられてすんなり帰れそうだということが分かり、それからすぐに電車に乗り込み自宅を目指した。妻に教えてもらった通りの電車にも乗れ、遅くはなったものの、妻にも極力は心配も迷惑もかけずに帰宅することができた。
それにしても、重ね重ね思うのは、まさか令和の御代に公衆電話でテレホンカードを使って電話をするとはねぇ…。自分でもびっくりしたわ。
そういえば、最近の若い子…って言い方をすると、自分がつくづくオッサンだと思わざるを得ないんだけど、10代以下の子って、公衆電話の使い方を知らないって聞いたような覚えがある。ニーズはほぼゼロだと思うけど、公衆電話の使い方、俺でよければお教えします(笑)。
週の最後にイレギュラーな投稿をしてしまったけど、来週はまた平常運転に戻ります。
今回はここまで。