愛しき敵役 - 通勤電車内で書くブログ

今日も一日終わって、これから帰宅する訳ですが、今日はなんとなく物悲しい気分と言いますか、ちょっと元気が足りません。

気力の衰えでもあるのかなぁ…などと考えたくもないですが、自分の元気のなさに、余計にガッカリしてしまい、元気がない→ガッカリ→さらに元気がない…という感じの負のスパイラルに陥りそうです。

そんな時、ふと、バイキンマンが頭をよぎりました。

バイキンマン。アンパンマンのライバルに一応、位置付けがされてる彼です。

対アンパンマンの対戦成績は、基本的には０勝ウン千敗くらいになると思いますが、彼は一向に打倒アンパンマンを諦めることはありません。

そんな彼がふと頭をよぎると、彼のような、負け続けているけど、立ち向かい続ける敵役がいくつか浮かんできました。

次に浮かんだのは、ワイリーコヨーテ。彼もロードランナーという俊足の鳥を食おうと追いかけ続けていますが、失敗続き。それでも、彼はロードランナーを追い続けます。

追い続けるといえば、銭形警部も忘れてはいけない。ルパン三世を追い続ける永遠のライバル。ルパン逮捕にことごとく失敗しますが、やはり彼も諦めない。しかも、単に逮捕できればいいというわけじゃない、彼なりの美学を持って逮捕しようと挑み続けています。

彼らの挑戦は、万が一、１勝でもしようものなら、たぶん話が終わってしまうことになる（？）ので、おそらくは１勝をする日は永遠に来ないようにはなっているかと思いますが、それでも１勝のために彼らは全力で頑張り続けることでしょう。

そんな彼らを見て、彼らをバカだと笑うのか、それとも、彼らに比べれば、難しい挑戦をしているわけでもない、と彼らに負けじと挑戦する姿勢を持つのか…。

今からでも遅くないのか、何を今更なのか…そんな思いも頭をよぎる。でも、せっかく一生を送るなら、今更だろうが何だろうが、彼らに負けじと何かに挑み続ける姿勢を持っていった方が、たぶん楽しい。そう思いたい。

そんなことを考えるに至ると、ショボくれている場合じゃない、残りの人生を今更感いっぱいでも、挑む姿勢を持ってやっていかないといけない、なにをボヤボヤしてるんだと思えてきました。

愛しき敵役を思い浮かべて、少し元気を取り戻せたような気がしました。これからもっと気力充実した日々を送れるように頑張りたい。

まだ駅にはつかないけど、キリがいいので、今回はここまで。