頭の中で流れる音楽
普段生活をしている際に、何かをきっかけで自分の頭の中に、過去に聞いたことがある局とかメロディーが頭の中で流れることがあります。
例えば…
サッカーで、ゴール近くでフリーキックの上手い選手が直接フリーキックを蹴ろうとするときは、「煌めく瞬間に捕われて」(MANISH)
スラムダンクのエンディングでつかわれた曲なのに、なぜかサッカーのフリーキックの場面を見ている際に、ふと頭の中で流れてきます。
また、サッカーワールドカップ日韓大会の、日本対トルコの試合での、三都主アレサンドロ選手のフリーキックのシーンを思い出してます。
あと…
とてつもない危機に直面したと思った時には、宇宙戦艦ヤマトの中で流れる「デスラー襲来」。
危機に直面し、おそらくは思考停止状態かパニック状態だと思います。この曲が頭の中をグルグル駆け巡っている一方で、「どうする!?どうすれば!?」という言葉が駆け巡り、言葉ばっかりで具体的に何も考えられていない状態だったと記憶しています。
記憶にある限りで2回。
1回目は、東日本大震災の際に、大津波警報が出され、テレビで津波が押し寄せている映像を見たときにや、原発が爆発を起こしたとき。
2回目は、妻の病気をし、病院で医者が我々に説明をしてくれる際、機械での検査結果を見て、当初、把握していた以外のものを見つけたと言った時。「機械での検査がなければ見落としてたかもしれないの?」「当初聞いてたより、事態が悪すぎないか!?」と、冷静を装っていたけど、焦りすぎて何も言葉にならなかった。
ほかに…
長い距離を走っているときには、槇原敬之の「GREEN DAYS」。
歌詞の中で「まっすぐにまっすぐに伸びるこの緑色の道を」ってあるけど、その部分を聞くと、大好きな隠岐の島ウルトラマラソンの93kmくらいの隠岐空港前のまっすぐの道を思い出す。ヘトヘトなんだけど、ただひたすらゴールを目指して走っているからだからだろうか。
加えて、「抱き合い肩を叩きながら、明日会えないとしても、僕らは言う『また会おう』と」というところ…。
今はもうなかなか会えない友人たちのことだったり、初めての(ウルトラ)マラソンだった四万十川ウルトラマラソンで、ボロボロになってゴールした時、同じタイミングでゴールした年配の男性(どこの誰かも分からない、覚えていない人)から手を差し伸べられて握手した時のことを思い出す。
人付き合いがそんなに得意でない分、手を差し伸べてくれた人たちへの思い入れが、自分が認識しているよりも強いのかもしれません。